職場にいる精神的・情緒的に不安定なおばさん…つまり、メンヘラなおばさんと関わるのは非常に骨が折れることだろう。
私も過去にメンヘラなおばさんと仕事で関わることがあったが、下手に深入りしすぎて振り回された、プライベートの時間まで使ったが疲労しか残らなかった。
今回は、そんな経験も踏まえて職場のメンヘラなおばさんとの上手な付き合い方を語ろうと思う。参考にして頂ければ幸いだ。
仕事だけの関係に収まるようにして適度な距離感を保つ
メンヘラなおばさんは、仕事の時間もそうでない時間も何かと関係を持とうと話しかけてきたり、他人のプライベートを聞き出そうとする、厄介な癖があるのが特徴的だ。
ただの世話焼きおばさんというポジションを超えて、まるで他人のプライベートを詮索しようとしてくる、どこか恐ろしさを感じるおばさんと表現するのがふさわしい。
なので、職場でメンヘラなおばさんと関わる場合はなるべく自分のプライベートな話をせず、あくまでも仕事上の関係として距離を置くことが重要になる。
また、これはメンヘラなおばさんが自分語りをしてきた場合も同様だ。おばさんの話に対して深く入り込もうとせず、あくまでもさらっと聞き流す程度にとどめておく。あくまでも仕事に支障がでないようにビジネスライクな関係にとどめておくのが重要である。
メンヘラなおばさんに何か言いたい場合は上司に頼んで注意してもらう
メンヘラなおばさんのせいで迷惑をしている場合は、自分の口で迷惑であることを伝えることも大事だが、なにせ相手が年上だったり役職があったり、職場内での影響力がある人の場合は、強い態度に出れず言いくるめられてしまうことも多いだろう。
その場合は、メンヘラなおばさんよりも立場が上の人や、メンヘラおばさんを管理・指示できる上司に注意してもらうように頼んでみるのも方法の一つである。
下手にメンヘラなおばさんが職場での影響力があると、訴えて根に持たれてしまって職場でのいじめやパワハラに発展する可能性もある。それを防ぐためにも、メンヘラなおばさんよりも立場の上の人に掛け合ってみるのが賢明である。
ものの貸し借り、受け渡しは極力しないようにする
メンヘラなおばさんは、精神的な不安定さが影響してか物の管理が苦手な傾向がある。つまり、物を無くしたり、他人から借りた物を又貸ししたりするなどの問題行動を起こしやすい人である。
加えて、そのことを指摘する反省するどころか開き直ったり、被害者ぶって居直ろうとするのでたいへん厄介である。
そんな厄介ごとに巻き込まれないためにも、物の貸し借りや受け渡しなどは極力しないようにするのが賢明である。
勝手に物をなくされたり、ようやく返ってきたと思えば貸す前よりも汚い状態で返ってきて残念な気持ちになることが無いように、迂闊に物を貸さないようにする。
そして、机の上をきれいにしておき、勝手に物を借りていくような真似をさせないようにするのが肝心だ。
なお、メンヘラなおばさんの中には手癖が悪い人も稀にいるので、モノ以外ではお金の貸し借りも厳禁である。
メンヘラなおばさんが参加する飲み会には極力行かない
私の経験だがメンヘラなおばさんの中には酒癖が悪く、飲み会に行くと他人の介抱を必要とするまで飲みすぎてしまう困った人がいた。
そのため、もしも職場で飲み会が行われる場合は、メンヘラなおばさんが参加している場合は参加しないようにするのが安全である。
酒癖が悪くなくとも酔ったせいで、いつも以上に精神的・情緒的な不安定さが増してしまい、面倒事に巻き込まれる可能性が高いので、なるべくメンヘラなおばさんがいる飲み会には参加しないのがいい。
しかし、どうしても参加しなくてはいけない飲み会の場合は、
- 極力メンヘラなおばさんの近くに行かない。
- 席を移動して近づいてきたとしても相手にしないor逃げる
- 途中で帰るように先に皆に言っておく。
などの防衛策を講じておくことが重要である。
最後に…メンヘラおばさんと職場で関わるのは普通にめんどくさい
最後に愚痴っぽくなるが、正直言って職場のメンヘラなおばさんと上手に付き合うのは、想像以上にストレスが多い。
いくら上手に付き合おうとしても、メンヘラであるがゆえに予想もできない言動をして自分も他人も困らせてしまうので、どれだけ対応を講じても必ずうまく行く…というものばかりではないのが実情だ。
こんな記事を書いといて言うのもアレだが、私自身メンヘラなおばさんが牛耳っている職場には、あまり長いこといない方が自分の精神衛生&キャリアのためになると考えている。
メンヘラなおばさんに邪魔されることが無いように、異動したり、転職したり、本業でできる副業を始めて独立するなどして、なるべく地雷な人と関わらない&関わってもすぐに距離を置ける働きし方にシフトしていく方が重要だと感じている。
刺のある言い方をすれば、メンヘラなおばさんは職場の雰囲気を悪化させるだけでなく、周囲の人の労働意欲を削いでしまう。つまり、労働生産性を下げてしまう傾向がある人だ。
もちろん、メンヘラなおばさんでもなるべく周囲に迷惑をかけないように努力している人もいるが、えてして問題になるのは、メンヘラな自分を変えることを諦めた結果、周囲に迷惑をかけ続けている人だ。
おばさんという年齢や状況も影響してか「自分はこういう人間だから」と開き直っているので、反省や改善、伸びしろは期待できない。そんな人とうまく関わる技術を身に付けることも大事だが、できればそんな人と関わらないで済む働き方を模索することもまた大事だと思う。