仕事の質問で「うざい」と思われる人がやっていること

仕事・ビジネス
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仕事で何かわからないときに、上司なり同僚なりに質問して解決する技術は重要である。

しかし、その質問の仕方や内容に問題があったり、質問どうこう以前に人間関係がうまくいっていないと「うわぁ、ま~たあの人質問してきてうっざいなぁ」と質問した人に思われてしまい、職場に居づらさを抱えてしまうことになってしまう、

今回は、そんな職場で質問をして「うざい」と思われてしまう人の特徴について説明していく。

なお、この記事では

  • ちょっと自分で調べればわかるようなことすら質問する。
  • 自分で調べようとしない他人任せな態度である。
  • 質問を受ける側の状況を無視している。

と言ったよくある理由以外について触れていこうと思う。

 

 

質問の内容が整理されておらず何を質問しているのかわかりにくい状態になっている

  • 一体何を質問したいのかわかってない状態で質問してしまっている。
  • 「何がわからないかわからない」状態で、とりあえず漠然とした質問をしてしまっている。
  • 相手に伝わるような質問をする文章がそもそも作れていない。

というような、質問の内容が整理されていない、洗練されていないことが影響して、質問を受ける側が「お前は一体何を言ってるんだ?」と感じてしまう。

結果、「この人の質問はうざい」と思われてしまっているケースは思いのほか多い。

 

身も蓋もない話だが、この手の要領を得ない質問をしてしまう人は、基礎的な学力に問題がある可能性が高い。つまり、頭が悪いために質問という行為そのものにも頭の悪さが滲み出てしまっているのだ。

さらにもっと言えば文章力、語彙力、論理的な思考力や、相手に自分の意図がどうやったら伝わりやすくなるかを考え想像する力くるための能力が欠如しているとも言える。

とはいえ、普通に働いているなかで「君は頭が悪いから少しは勉強しようね」みたいなことを言われることはハラスメント扱いされるのであまりしないものであるし、教育に多大な労力が掛かる人とみなされ、指導が後回しになってしまうやすい存在である。

そういった頭の悪さが改善されないまま放置され続ける怖さをなるべく早いうちに自覚できるようになることが、うざい質問をしない人になるためには大事なことであろう。(まぁ、それが簡単にできれば苦労はないのだが…)

 

 

質問を受けてくれたことに対する感謝の言葉や態度がない

基礎的な学力面以外にも人格面の問題が災いした結果、「この人の質問はなんかうざいなぁ」と思われてしまうケースもある。

代表的な例を上げるのなら、質問を受けてくれたことに対する感謝の言葉や態度がなく、まるで質問を受けて答えてくれるのが当たり前であるかのような態度をとってしまっていることである。

もちろん、本人に悪気は無いのかもしれないが質問に受け答えする方からすれば感謝しないような人に対して好印象を持つことは起こりにくい。

むしろ、「社会人なのにあの人は感謝すらしないのか…」と呆れさせてしまい、見放されることもあるので要注意である。

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不安や焦燥を解消することがメインになっていることが透けて見える質問ばかりする

質問のなかでも、質問してくる人の不安や焦りを解消する意図が見え見えな質問もまた、うざいと思われやすい質問のいい例である。

「○○で大丈夫ですかね?」というような念押しや確認のニュアンスの強い質問は、何度もやられると次第に鬱陶しくなりやすいものであることは容易に想像できることだろう。

確認の質問は普通は1回すればいいものである。それなのに何度も念入りに確認してこようものなら「あーわかったから、早く自分の仕事をやってくれよ」という気持ちになるのも無理はない。

もちろん、ダブルチェック・トリプルチェックのように何度も確認するべき事情があるのなら話は別だが、そういう決まりが無いのに何度も確認をして業務を滞らせるようではうざいと思われるのも無理はない。

 

 

良い人間関係を構築しようとする気のない人からの質問を快く思う人は少ないと思う

最後に質問どうこう以前の問題だが、一緒に働く人と良い人間関係を築こうという気持ちがない人、打ち解けようとせずビジネスライクすぎる関係を求めたがる人もまた「うざい」と思われてしまいやすい要素がある。

「良い人間関係を構築する気はありませんが、自分が困ったときは教えてくださいね」みたいな働き方は、人間関係の煩わしさからかなり開放されるメリットもある。

しかし、人間関係に対して非協力的な姿勢が災いし「なんかあの人感じ悪いから、あんまり質問を受けたくないなぁ…」と思われやすいというデメリットもある。

また、ドライな人間関係を仕事で謳歌出来る人は、そもそも仕事に必要な知識を自学自習できるような人が望ましい。(もちろん、孤立というリスクがあることは注意しておくべきだろう)

新人であったり周囲より劣っていると自覚している人は、相手から好意を持ってもらい質問を快く受け入れてもらうためにも、人間関係に対して積極的になることが望ましい。

 

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