仕事をバックレそうなフリーランスを見分けるコツ

フリーランス
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最近はフリーランスという働き方の知名度が増えてきたこともあってか「フリーランスの人にお仕事を依頼しよう!」という人もいるかも知れない。

しかし、フリーランスの中には平気で音信不通になってしまう人もいるため、事前に相手が信頼できる人であるかを見抜く目を養うのが欠かせない。

今回は、私自身が他のフリーランスを見てきた中で見つけた、そんな仕事をバックレそうなフリーランスを見分けるコツを語ろうと思う。

(参考になれば幸い…だが、できればこの知識が参考になる場面が来ないほうが、社会的はよいとは思う)

 

バックレそうなフリーランスを見分けるコツ

メールの返信に時間がかかる

まずバックレそうなフリーランスは、普段から他人とコミュニケーションをとるのが苦手であるため、メールでのやり取りに時間がかかることが目立つ。

土日祝の休みの期間を抜きにして、1週間近く返信が無い状態が続く人の場合は、関わり続けるのは良いとはあまり思えない。

加えて返事の催促をしてもその返信に同様に時間がかかる場合も、よほどの理由がない限りは長く関係を続けない方が良い。

なお、中には最初のご依頼メールですら返信が来ない場合もあるが、その場合は一度依頼が成立した相手よりは無駄に時間と労力を使わなくて済むのが(数少ない)利点である。

 

会話や話し合いの内容がなんとなく噛み合わない

電話、メール、チャットなどのやりとりにおいて、どうも会話が噛み合わない部分が多い、コミュニケーションがあさっての方向にずれていってしまう人もまた、かみ合わなさが影響して途中で仕事が頓挫してしまう可能性が高い。

また会話の噛み合わなさは最初のうちは気がつきにくく、仕事を進めていくうちに「あれ、この人なんか会話が噛み合わないところが多いな」と気づきだすのも厄介な点である。こちらも、よほどの理由がない限りは長く関係を続けない方が良い。

 

ポートフォリオがない、実績が無く何をやっているか確認できない

あまりこういう例はないとは思うが、依頼したい相手のSNSやホームページなどを確認しても、相手の実績or製作物がまったく無い。実際に仕事をしているのか、そもそも何の仕事をいているのかが確認できない相手もまた、仕事相手としてはふさわしくない。

とくに、ネット上でフリーランスという肩書きを強調して名乗る人ほど、肩書きを利用して自分を売り出すことにエネルギーを注いでしまった結果、結局何をしているのかわからない人状態になる傾向が強い。

 

「初心者です」と言って仕事を募集している。あるいは事実上初心者であることがプロフィールから読み取れる

これまたこういう例は稀だとは思うが、フリーランス歴が浅くて「初心者です」と名乗っている人もまた、仕事相手としては大きなリスクを伴う。

初心者であるため、仕事を依頼しても仕事の進め方や段取り、連絡や確認といった事務作業が苦手&相手と協力して仕事を進めることが苦手で、途中で頓挫してしまうリスクがある。

また、若くて初心者を名乗っているフリーランスの場合は報告・連絡・相談・交渉・妥協といった、仕事をする上での当たり前のコミュニケーションすら学んでおらず、これまた途中で頓挫してしまうリスクがある。

そもそもで言えば「初心者です」と言ってしまう時点で、仕事を依頼する側から見てどう思われているかという視点を持っているか怪しい。たとえ技術があったとしても、ひとまず仕事を依頼する相手としての優先順位は下げておいた方が無難である。

 

事前に相手のSNSの内容をよくチェックする

もし仕事を依頼する相手がSNSのアカウントをもっている場合は、その人の投稿を一度ざっと調べてみるのが良い。とくにtwitterの場合なら、相手の交友関係やどういう投稿に「いいね」をつけているのかを遡って調べておくのも効果的だ。

  • 自己啓発の投稿が多い、あるいは自己啓発に関するRT、いいねが多い。
  • 過激な情報や投稿で煽るインフルエンサーにアプローチをしている。
  • 普段から自堕落な生活で昼夜逆転生活をしていることが伺える投稿が多い。
  • やたらと肩書きや経歴ばかりをプロフィール欄で主張する(ただし今何をしているかはよくわからない)
  • 政治、経済、社会に対する過激な投稿が多い

などの投稿が多い相手は、仕事を依頼する相手としては正直不安材料が多い。

バックレてしまうことこそ無かったとしても、依頼した人の投稿がきっかけとなって炎上に巻き込まれたり、あらぬ噂が出てきたせいでイメージ悪化やブランドの毀損に繋がる恐れがある。

 

クラウドソーシングサイトを利用して相手の評判を調べるのも効果的

また、相手が信頼できる相手かどうかを調べるために、クラウドソーシングサイトを利用してみるのも方法の一つである。例えば、クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどで相手の情報を調べてみて、仕事を依頼するかどうかを考えれば良い。

クラウドソーシングサイトでは相手がどのような仕事をこなしてきたか、何件こなしてきたか、仕事を依頼した人はどう評価しているか…などの相手を判断する客観的な情報が掲載されているので、SNSや個人のホームページを確認するよりも精度は増す。

また、クラウドソーシングサイトでは相手の方が事前に料金を提示しているケースもあるので、見積もりをする場面でスムーズに話がしやすくなる利点もある。