学歴コンプレックスな彼氏とどう付き合うのがよいか

学校・教育関連
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この記事ではある程度の学歴はあるが、そのことをコンプレックスに感じている男性との(主に恋愛面での)付き合い方について、個人的な見解を述べている。参考にして頂ければ幸いである。

なお、中卒・高卒などの人に自慢できる学歴がないことをコンプレックスにしている男性との関係に対しても参考になる部分はあるので、ぜひ読んでいただければ幸いである。

 

学歴コンプレップクスの男性とうまく付き合う前に知っておくべきこと

まずはじめに、学歴コンプレップクスの男性とうまく付き合うためには、どうして男性が学歴コンプレックスに陥りやすいかについて知っておくことが重要である。

相手のコンプレックスの理由や背景を深く知ろうとせず「そんなささいなことで悩むなんて男らしくない…」という態度をとれば、恋愛はおろか友達としての関係であっても亀裂が生じるのも無理はない。

女性からすれば、学歴にこだわる男性はウジウジしていてみっともない、女々しくて頼りにならないと思われがちだ。しかし、実際は女々しく思われがち自分を克服するために(学歴が取得できた、できなかった関係なく)必死に勉強に打ち込んできたという過去を持っている男性が多い。

そのため「ウジウジしていて~」などの言葉を言えば、男性の逆鱗に触れてしまい関係にヒビが生じてしまうのだ。

なお、男性が学歴コンプレックスをこじらせやすい理由は以下の記事で詳しく説明しているので、是非とも参考にして頂けれれば幸いである。

男性が学歴コンプレックスに陥りやすい理由・背景についてに考察
私の持論だが、学歴コンプレックスは女性よりも男性の方が陥りやすいと考えている。今回はどうして男性の方が学歴コンプをこじらせてしまうのかについて、個人的な見解を述べてみる。 非モテ、運動ができない、コミュ力がない男性の最後の希望が「...

 

彼氏が学歴コンプレックスを打ち明けて来たときの対応

そもそも、男性は自分が何かしらのコンプレックスを持っていると打ち明けることに強い抵抗を覚えることが多い。

最近ではこういった価値観も持つ男性は減ったが、それでも依然として「男性であれば強くあるべきだ、弱みを見せてはいけない」という価値観を持つ男性は多い。ましてや、恋愛という自分を良く見せることが求められる場面においては、自分が学歴コンプであることを隠したがる男性は多い。

そのため、男性が学歴コンプを打ち明けるのは、ある程度関係が進展してきてからである。下手に自分をかっこよく見せる必要性がなくなってきたからこそ、「コンプレックスがある自分を受け入れていくれるに違いない」という思いから、打ち明けてくれるようになるのだ。

 

この時に大事なのは「学歴コンプレックスなんてみっともない、男らしくない」というような、拒絶するような態度をとってはいけないことである。

しかし、かと言って「え、勉強ができるのにそんなコンプレックスがあるの?」と、頭の良さや賢さなどの学歴に深く関連するような返答も、場合によっては男性が「変に気を使わせてしまっているのでは‥?」と疑心暗鬼になりがちである。

学歴コンプのある男性は、そうでない男性と比べてひねくれた性格や考えをしているため、ささいな返答でも過剰に深読みしてしまうという、あまり男性らしくない部分がある。しかし、一方で男性らしい強さやたくましさ、社会的地位の高さへの憧れがあるという、複雑で気難しい性格の持ち主である。

そういう事情を理解して、拒絶することもなく、変に気を遣うこともなく、ただ自分を受け入れてくれるような態度をパートナーに求めているのだ。

 

…ただし、この対応は女性側からすれば非常にめんどくさいことだろう。

一方的な受容を求めてくる割には、それに対する見返りや感謝は少ない。ささいな言葉を深読みして疑心暗鬼な態度を取るため、「このまま長く付き合ううちに彼氏に振り回されるのではないか?」という不安が湧き出てくるのも自然な現象である。

一言で言えば、めんどくさい男性と見られやすいので、学歴コンプのある男性は恋愛対象にはなりづらい&途中で学歴コンプが発覚した場合は別れてしまいがちになるのだ。

 

学歴以外の精神的な拠り所を見つけられるように彼氏に働きかけていく

そうした複雑な男性心理をある程度把握した上でできることは、学歴以外の価値観や精神的な拠り所を見つけるように働きかけていくことだ。

学歴にこだわる男性は、今までの不遇な人生を打破するために学歴や勉強することそのものに時間と労力を注ぎ込まざるを得なかったことが多い。

もちろん、こんな言い方をすれば「ガリ勉」「勉強しかできない頭でっかち」という悪印象を持ってしまいがちだが、見方を変えればあまり人がやりたがらないことに集中できる力があるとか、一つのことをやり遂げて結果を出すだけのバイタリティがあると肯定的に評価することができる。

 

そして、そのバイタリティは当然勉強以外の分野でも役立てられるものだ。

仕事やスポーツ、ボランティア活動や芸術の分野などにも応用できる。今から始めてみれば勉強の時と同じような結果が得られるかもしれないよ…と、彼氏に提案してみることが、学歴コンプな彼氏の憑き物を落とす効果を見込めるのだ。

ただし、この時に「学歴や頭の良さなんかにこだわらなくとも…」と、学歴を引き合いに出すような言い方をしては、彼氏の逆鱗に触れてしまう可能性がある。

あくまでも勉強を続けられたという過去を認めたうえで、ほかの選択肢を提示するような言い方をすることが重要である。