病んでるメンヘラ男性が一部でモテる理由を説明しようと思う

メンヘラ
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精神的に不安定であることを指すネットスラングの「メンヘラ」な人は、えてして女性よりも男性の方が恋愛対象になりづらい。

一言で言えば男らしくないし、頼りなさそうだと思われるから、恋愛市場では需要が無くりがちだが、ごく稀に一部メンヘラ男性の闇の部分に惹かれたり、普通の人には見られない部分にひき寄せられてモテてしまうことがある。

今回は、そんな病んでるメンヘラ男性が一部の女性からモテる理由を説明しよう。

 

メンヘラ男性が一部でモテる理由

とにかく優しい、共感してくれる

メンヘラ男性の中には、自分の精神的な不安定さからくる人間関係の衝突経験を教訓にして、とにかく他人に対して優しく振舞ったり、共感の態度を取ることで人間関係を築こうとする人がいる。

ただし、この優しさはどこか重い。妙に距離感を縮めてきて、なかば依存するかのように迫ってくるため、友達関係にしろ恋愛関係にしろ大抵は長続きしないのだ。

しかし普段から優しさに慣れていない女性や優しさや共感に飢えている女性の中には、メンヘラ男性が振りまく優しさをまるで無償の愛であるかのように感じ取ってしまった結果、惚れ込んでしまうことがある。

いくら重い優しさであっても今まで優しさに慣れ親しんできていない人には、その優しさの重さや違和感には気づきにくい。

また、優しくしてくれる人を失って孤独に苦しむぐらいなら、多少重苦しくても今の優しさにすがったほうがまだマシだと考えた結果、強い恋愛関係(場合によっては共依存関係)に発展してしまうのだ。

 

普段からスリルや刺激が多いのでハマってしまうことがある

誤解を恐れずに言えばメンヘラ男性は、普通に真面目な男性やよくいる典型的なチャラい男性よりも、別のスリルや刺激を味わえそうな男性である。

つまり、怖いもの見たさに近いワクワク感を楽しめる男性であるため、恋愛にスリルを求めている女性からすれば、お目当ての男性とみなされるのだ。

ただし、怖いもの見たさと説明しているように、決して身の安全が保証されているわけではないし、心身ともに痛い目を見ることがあるのが、メンヘラ男性の負の側面である。

ドメスティックバイオレンス(あるいはデートDV)やストーカーに発展したり、過度な束縛で自由を奪う、金銭をねだる、ネガティブな言動で振り回す、優しさと怖さを交互に見せて判断力を鈍らせていく…など、およそ健全な恋愛関係にはならないであろう不安材料に事欠かないために、恋愛市場では多くの女性からノーサンキューを突きつけられるメンヘラ男性に近づく以上は、相応の覚悟をすべきであろう。

 

庇護欲、母性を刺激されて守りたくなってしまう

メンヘラ男性は自分にはモテないだけの理由があることをコンプレックスに感じている傾向がある。一言で言えばクズで男らしくない自分に劣等感を抱いているが、その姿を見た女性の中には「自分がこの男性をなんとかしないと!」という使命感を抱いてしまう人もいる。

つまり、メンヘラ男性はある一部の女性の庇護欲や母性を刺激してしまう男性なのである。普段から誰かの世話を焼くことにやりがいを感じている女性や、困っている人を助けたい使命感に溢れている女性の響く男性なのである。

加えて、メンヘラをこじらせていればいるほど「この人の理解者は私しかいないから…」という状況に陥りやすく、お互いに深い仲(というか共依存関係)に発展してしまう傾向がある。

 

物静かで女性にとって扱いやすい男性にしやすい

メンヘラ男性の中でも普段の言動はネガティブだが、乱暴な言動はせず自己主張が苦手なメンヘラ男性は、パートナーを自分の思い通りに動かしたい願望が強い女性にとってピッタリである。

いわゆるメンヘラというよりは草食系に近いので、メンヘラ男性の中でも比較的人気が高いのが特徴的である。

また、男性の方も普段から自信がないので、自分の代わりにあれこれ決めてくれるパートナーに安心感を覚えやすい。メンヘラ男性との恋愛の中でも、比較的健全な恋愛関係が築きやすいのが特徴的だ。

 

他の粗暴な男性と比べて知性的に見えるので惹かれてしまう

今まで乱暴な性格の男性や品の無い男性との恋愛で嫌な思いをしてきた女性の中には、メンヘラ男性が見せる心の闇部分や、周囲から浮いている雰囲気を見て「この男性は知性的な人だ」という印象を持ってしまうことがある。

もちろん、メンヘラ男性の中でも付き合う内に乱暴な言動で女性を振り回す事例はたくさんあるが、少なくとも第一印象で「頭が良さそう」という期待感から勢いで付き合ってしまうことがある。

また、男性自身も周囲から浮いている自分を理解してくれるパートナーを強く求めているので、最初のうちは良好な関係を築きやすい。

しかし、理解してくれるパートナーをを強く求めていることは、言い換えれば自分のことを理解してくれなくなったときに豹変することと表裏一体である。この豹変具合こそが、知性的に見えるメンヘラ男性の怖さといえよう。

 

すぐ心の闇を打ち明けてくれるので「私を信頼してくれている」と感じて入れ込んでしまう

メンヘラ男性は人とのいい具合の距離感を探るのが苦手で、親しくない相手に対してすぐに自分の心の闇の部分を打ち明けてしまうことがある。

冷静に考えればこれは周囲の人に不信感を抱かせる行為だが、中には「言いにくい過去を私に打ち明けてくれた。私のことを信頼してくれているんだ」と感じ取ってしまった結果、恋愛関係に発展してしまうこともある。

また、心の闇部分が女性自身にも共通点がある場合は男性に共感を覚えやすく、早期に関係が発展しやすい。まさに似たもの同士惹かれあっているといえよう。