メンヘラな人と一緒に仕事をする上で気をつけていること

仕事・ビジネス
この記事は約5分で読めます。

クリエイター関係の職で生計を立てているせいもあってか、精神的に不安定な部分のある人、つまり「メンヘラ」な人と一緒に仕事をすることが多い。(ただし、ここでいうメンヘラは通院や投薬などの治療を受けていない人を指す)

一般的にメンヘラと言えば、あまり関わりたくないタイプの人たちという認識を持たれている人が多いと思う。私も経験上メンヘラでない人と仕事をする方が、安心できる部分が多いと強く感じている。本音を言えば、あまりメンヘラ人と一緒に仕事したくないという気持ちもある。

とはいえ、どういう人から仕事を受けるか、あるいはどういう人に仕事の指示をするかについては、私の一存で全て決めることができない以上、ある程度メンタル面に難がある人と接する覚悟や関わり方は、身につけておいて損はないと感じる。

今回は、そんな仕事におけるメンヘラな人との接し方について、個人的な見解を述べさせていただく。

 

メンヘラな人と一緒に仕事をする上での注意点

とくに特別扱いもせず普通の人と同じように関わる事を恐れない

まず肝心なのがメンヘラだからといって、とくに特別扱いするとか、腫れものに触れるかのように接する…ようなことをせず、ごく普通に働く人として接するように努めている。

下手に違う扱い方をしようものなら、そのことにいい気になって甘えや緩みを招いてしまう。あるいは、普通扱いされないことを気にかけて、余計な緊張を与えてしまう可能性がある。

そうならないために、あくまでも一社会人として変に意識することなく、対等に接する姿勢を持つことが、お互いのためになることが多かった。加えて、特別扱いするのと異なり、いつも通りに対応すればいいので、仕事をするうえでも余計な精神的疲労を生むずに済むのも利点だ。

もちろん、メンヘラの人から何らかの申し出や提案があれば(スケジュールや仕事の作業量・内容の変更など)、出来る範囲で対応するように心がけ、サポートする姿勢も持っていたことは補足しておきたい。

 

業務上必要な相談や話し合いはしっかりする

メンヘラの人は、人と関わることが苦手であるために、在宅で仕事をしている方が性にあっている人が多いと感じる。

しかし、それは言い換えれば人と合わないせいで、勝手に妄想や疑問を膨らませてしまい、誰かの介入がなければメンタルが不安定になったまま放置されてしまう危うさが潜んでいる。

私自身在宅フリーランスとして働いているので、一人で抱えすぎてメンタルが落ちてしまわないように、メールで済むことであっても、相手のスケジュールに余裕があればLINEやスカイプ通話、電話などで連絡を取り合うように心がけた。

これにより勝手な妄想を膨らませて、物事を過度に悪い方向に解釈させてしまうことを防げる。また口頭で話す方が、メールの文面では感じ取れない話し言葉や声のトーンを通じて、相手を安心させることも出来る。

業務の効率化が叫ばれている昨今「電話は時代遅れで全てのやりとりはメールやチャットですべき」という論調が出てきて久しい。しかし、無機質なコミュニケーションに誰もが対応出来るわけではないという考えを持つことが、メンヘラな人と関わる上では欠かせないように感じる。

 

お互いに決めた約束事を守るようにさせる。守れない場合は叱る

メンヘラの人に多いのが、

  • 締切を守れない。
  • 連絡すべきことを連絡しない。あるいは送れる。
  • 入金日が送れる。しかもその旨を連絡しない。

など、およそ社会人にあるまじき言動の数々である。

これこそが、正直言ってメンヘラな人と仕事をしたくない大きな原因ではあるが、仕事として承っている以上、どうしても性格に難がある人と関わらざるを得ないのも実情である。

こうしたトラブルが起きた時に私が気をつけているのは、しっかり相手を叱ること。そして自分が困ていることを相手に伝えることである。

上でも述べたように、メンヘラだからといって特別甘やかすような扱いはしない。つまり、守るべき約束を守れないようであれば、豆腐メンタルであろうとなかろうと、相手に対して

  • 「いつになったら入金できますか?」
  • 「いつになったら連絡していただけます?」
  • 「他の仕事との兼ね合いもありますので、連絡お待ちしております。」

と、伝えることを意識している。

メンヘラだからといって、仕事のミスが見過ごされるわけではないし、見過ごすような真似を私が認めてしまうことは、自分のためにも相手のためにもならないのだ。

 

メンヘラな人でも精神的に自立できるように接していく

このようにメンヘラだからといって、変に意識せず、ごく当然に接しているのは、メンヘラな人が精神的に自立出来るようになって欲しい‥という私一個人の願望が根底にはある。

私自身、フリーランスという仕事の形態のおかげで、他人を叱るor叱られるようなことは(まず)ない。仮に自分が叱ることが必要になったとしても、叱るぐらいなら次からはその人に仕事を頼まないようにすれば、余計な労力を割かずに済む。所詮他人なのだから、不義理を働く人に肩入れする義理がないといえばそのとおりだ。

しかし、私は生計こそ建てられているが不安定な仕事をしているからこそ、少しでも自分と関わってくれた人に対しては、お互いに自立して仕事の苦難を乗り越えられるように、厳しいことでもしっかり言うように心がけている。

自己啓発本の言葉は正直嫌いだが、「嫌われる勇気」を持つこと。そして、メンヘラであってもあえて厳しく接することを恐れてはいけないと感じている。

…と、いうことを述べて、ここでお開きにさせて頂く。