意識高い系女子は痛いし、男性からも女性からも嫌われやすいという話をしよう

自己啓発・意識高い系
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かつて学生&ベンチャー時代に何人かの意識高い系の女子と仕事の都合で関わることがあったが、正直いって意識高い系の男性よりも扱いづらという記憶が強い。

もちろん、彼女なりに必死だったし、こちらもなんとも対応しようとした結果、いい意味で人間としての胆力を鍛えられたので、その点については感謝はしている。

しかし、トータルで見ればただ振り回されて体力と精神力を消耗したし、周囲からも扱いに困っていた意識高い系の女子の教育係を押し付けられていた感が否めない。

今回は、そんな痛々しさを感じずにはいられなかった、意識高い系女子について、プライバシーに配慮しつつ個人的な見解を述べさせていただく。

 

意識高い系女子が男女からも嫌われる理由

私が関わる中で感じたのは、確かに意識高い系だけあって、努力家で勉強熱心で、学生時代、社会人時代ともに行事や仕事にて積極的であった。

しかし、積極的になるあまり確実に無理なスケジュールを「できます!」「やります!」と明言(今にして思えば迷言かも)する。本人はリーダーシップを発揮しているという感じだったが、こっちが「ちょっと無理があるから考え直してみたら?」とやんわり言っても「無理ではありません!」の一点張り。

ヘタをすれば「(女である)私には無理だと思ってるんですか?」と反発する。疑問を投げかけることすら、自分への攻撃と捉えてしまい、まともに会話ができない。必然的に、無理に推し進めようとする意識高い系女子の尻拭いであったり、周囲との調整役を私がする羽目になった。

今にして思えば、意識高い系女子は他の意識高い系と比べて「女性であること」に対して、執着心というか、コンプレックスというか、何か現代社会への恨みつらみのような黒い感情を抱いているよう思えてならない。

常にピリピリとしており、男性に対しては「女性である自分の方が優れている」と静かに威圧し、女性には「同じ女性でも自分の方が格上だ」と穏やかに威圧する。

男性の意識高い系であれば、多少は「女性に対して好かれたい」という下心があったので、煙たがられることこそあっても如実に嫌われることは(まぁ)少ないと思う。

しかし、女性の意識高い系の場合、男女ともに目の敵にする傾向があるために、性別関係なく「痛い人」と見なされ嫌われてしまうのだと、私の中では結論が出た。

自分以外は全員敵とでも言いたいようなスタンドプレーでは、ビジネス的な繋がりでもなければ周囲から手助けが来なくても無理はないだろう。

 

意識高い系女子は年上の人に露骨に媚を売ろうとする

ただし、そんな意識高い系女子でも、ある特定の人には好かれる傾向があった。

それは、自分よりも年上の人。もっと言えば、自分よりも社会的な立場のある人(先生、経営者、上司、著名人、インフルエンサーなど)に対しては好かれる傾向があった。

ただし、ここでいう好かれるは綺麗なものではない。私が見る限りでは、社会的地位が高い人に対して積極的に媚を売り続ける。その結果、気に入られるというずる賢さで行動しているだけに見えた。

同年代には厳しく当たり、自分より格上である人にはゴマをすって近づこうとする。意識は高いが人としての徳は低い、性悪な女性に見られても無理はないだろう。

 

また、近寄られる側からしても、年下の女性が自分にアプローチしてくれるという事実に気分を良くして、簡単に意識高い系女子を認めてしまう所に、なんとも腑に落ちないものを感じた。

もちろん、若くて(一応は)仕事熱心な女性に近寄られるも、それを跳ね除けるような真似をすれば、自分の築き上げてきた立場を揺るがす恐怖があるからこそ、内心は「苦手なタイプだなぁ」と思いつつも相手をしているのだろうとは思う。

しかし、そういった相手の弱みを理解した上で、あえて媚を売っているのだと考えれば、意識高い系女子の媚売りは賢い選択と評価できる一方で、反感を買ったり不必要に敵を作りやすい諸刃の剣であるとも評価できよう。

 

意識高い系女子からメンヘラ女子に変わってしまっていた

最終的に意識高い系女子とはもう関係はなくなってしまったが、その後を辿ると彼女らは精神的な不安定さを隠せなくなってきた…つまり、メンヘラ化していた。

ある人は音信不通になり、今までの学生団体としての活動や自主的な活動もストップ。後日SNSに「心が疲れました」とメンヘラチックな投稿して、周囲に慰めてもらいたいアピールをしていた。それを見て、私の中でようやく彼女を見放す決心がついた。(散々振り回されて疲れた私に対して何か言うべきことがあるだろうに、「自分が自分が!」と自己主張するばかりでは、関わる方も報われない。)

もうひとりは私が退職したのを機に関係が自然消滅したが、聞いてみるとあれから本格的に心と体の調子が悪くなりこちらも音信不通→退職&実家へ帰る、というものであった。

どちらもあれだけ威勢のいい事を言っておきながら、都合が悪くなると逃げてしまう。まぁ、意識高い系の男性でも、都合が悪くなるとはぐらかしたり、誤魔化したり、屁理屈をこねたりする傾向はあるが、完全に逃げてしまう例は私の中では女性よりも少ないと感じる。

男性だからこそ、とりあえず逃げずに対処するという心構えがあるのかもしれないが、女性の場合は逃げてもなんとかなるし、女性なのだからこれぐらい大目に見て欲しいという思惑があるのだろうかと、邪推をしてしまうほどであった。

 

…と、いうことを述べて、ここでお開きにさせて頂く。