お年寄りによく話しかけられる理由を考えてみた

人間関係・コミュニケーション
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自分で言うのも変な話かもしれないが、私は道端でお年寄りに話しかけられる事が多い。

たいていは道案内や、探している食べ物屋さんがどこにあるかを教えて欲しい…など、住んでいる場所に関連する内容について話しかけられることが多い。(※今のところ宗教勧誘は無い)

この前は「スポーツジムの体験入会がしたいので近所のジムに案内して欲しい」というおじいちゃんに、近場にある普通のジムとゴールドマンジムとを案内した。また、過去には外国人観光客のシニアマダムに中学英語レベルで道案内したこともあった。

こういった見知らぬ人に話しかけられる経験は、アラサーまで生きてきた中で、おそらく同年代の人の平均以上はあると感じている。

今回はそんな何かと話しかけられやすい私が考えた、お年寄りに話しかけられやすい理由を語ろうと思う。

 

お年寄りによく話しかけられる理由

大体いつも一人で行動していて話しかけやすい

悲しいかな私は普段街中を行動するときは基本的に一人行動…つまり、ぼっちである。

独身のアラサー。しかも在宅のフリーランスという珍しい生活をしているせいか、普段の生活の中で同年代の人と一緒に外に出かけることはまずなく、どこに行くにも基本的に一人である。

そのため、話しかける側からすれば「あの人は今誰かとしゃべっているわけではないから、とりあえず話しかけても嫌な顔をされることは無いはずだ」と思われやすい。その結果、何かと話しかけられる機会が多いのだと思う。

現に、普通に生活している中でも、既に会話を楽しんでいる人たちの和の中に入っていくのには結構勇気がいるものだ。ましてや初対面で全く面識のない間柄で、それも警察官やコンビニの店員など何かしらの話しかけやすい仕事や立場ですらない人に対してなら尚更勇気がいるだろう。

よくネット上ではぼっちに対して何かと否定的な印象を持たれがちだが、誰かから話しかけられやすいというメリットがあることは誇りに思っていいのではないかと私は思う。

 

見た目が威圧的ではないので話しかけやすい

在宅業なので見た目が多少威圧的だとか奇抜であっても問題ないのだが、かくいう私の見た目はとくに毒にも薬にもならない、至って平凡な見た目である。

髪の色は黒だしピアスやタトゥーをしているわけでもない。普段外出する時の服も、冬の場合はちょっと奮発したグレーのアウトドアウェア、夏ならユニクロの水色のYシャツという、至って無害な印象を与える服装である。靴はアシックスやニューバランスのごく平均的なランニングシューズである。

そうした威圧的ではないどころか、むしろ普通すぎる見た目であるからこそ、お年寄りから見れば「話しやすそうな若者」とみなされている。その結果、私に対して何かと話しかけるお年寄りの方が多いのではないかと考えている。

 

学生or孫っぽく見えるので話しかけやすい

自分で言うのもアレだが、私自身アラサーだがとくに老けた顔をしていない。どちらかといえば、大学生と嘘をついても通用するぐらいの見た目であると自負している。(もうちょっと年相応の貫禄が欲しいのだが…)

その上、上述した服装をしているためかお年寄りの方からすれば、実は近所に住んでいる大学生に見られているのではないかと思うフシがある。

また、これは私の憶測だが大学生らしく見えることから転じて、孫のように思えてくるからこそ、気軽に声をかけやすい人だと思われているのではないかと感じる。

ひょっとしたら、声をかけてくるお年寄りには、大学生or高校生ぐらいのお孫さんがおられるのかもしれない。私の見た目が、お孫さんの年齢に近く見えるからこそ、つい声をかけたくなるのだろうか…というのは、私の考えすぎであろうか。

 

真面目そうに見える、頼りになりそうに見えるから話しかけられる説

また自分で言うのもアレだが、私自身真面目そうに見えるだとか、何かと頼りになりそうな人と思われることが多い。顔つきや姿勢が、そのような好印象を抱かせているのだと。

長年の経験を重ねてきたお年寄りの方には、言葉ではなく立ち居振る舞いや直感、肌感覚で感じる「この人であれば間違いなく道案内してくれそうだ」というオーラに近い何かを私に感じ取っているのだと思う。

 

日中に外に出歩ける働き方なので、お年寄りとエンカウントしやすい説

最後に、これは私の働き方に関連していることだが在宅のフリーランスという仕事柄、平日の昼間っから普段着で近所を出歩くことができてしまう。

そもそもアラサーの社会人であれば、平日の昼間は職場にいるものだし仕事以外でお年寄りと会うことはまず無いものだ。仮に職場の外で会ったとしても、スーツや仕事着を着用しているために「今この人に話しかけたら仕事の邪魔になるから遠慮しておこう」とお年寄りの方が考えるものだろう。

それと比較して私の場合は、平日の昼間に普通に私服で堂々と出歩いている。そのため「この人は今仕事中じゃないから、話しかけても問題ないはずだ」と思われた結果、話しかけられる経験が同年代の人よりも多いのだと思う。

何かとお年寄りに話しかけられる私が見ても、確かに平日の昼の街には(観光客を含めても)お年寄りが多い。

少子高齢化時代だからこそ、私のような平日昼間に出歩いている若者はそれだけで稀少性が高く、お年寄りからすればちょうどいい「話しかけやすい人」なのかもしれない。