許される毒舌キャラになるために知っておくべきことを語る

人間関係・コミュニケーション
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皆が心の奥底で思ってはいそうでだが、言わない方がいいと思っていることを口にするキャラ。つまり毒舌キャラになることは、そもそもが友人知人から嫌われるリスクが高いため、あまりなりたがらない人が多いと思う。

しかし、もし仮に毒舌キャラとしてのポジションを確保できれば、自分に嘘をつかなくても済む、自分の思っている事を集団の中で素直に表現しやすくなるので、わずわらしいストレスから解放されるというメリットもある。

ただ、何度も言うが毒舌キャラは簡単になれるものではない。本当になりたいのであれば、いかにして「許される毒舌キャラ」になれるかが重要になる。

今回は、許される毒舌キャラになるために知っておくべきことについて、個人的な見解を語ろうと思う。くれぐれも自己判断&自己責任で参考にしていただきたい。

 

許される毒舌キャラになるためすべきこと

周囲の人に好かれようとしない、同情を誘うような態度をとらない

まずはじめに、毒舌キャラはどうしても嫌われやすいキャラである。そのため、毒舌キャラになる時は、周囲の人に意識的に好かれようとしない、同情を誘うような真似だけは絶対にしてはならない。

理由は自分から嫌われるような言動をしているのに「そんな自分をみんな好きになって欲しい」という態度をとったところで、ただの自分勝手で自己中心的で口が悪い迷惑な人間とみなされて総スカンを食らうからである。

また、あえて嫌われ者のポジションになっているのに「自分は嫌われ者になるしかない悲しい人間だ、だから共感してほしい」と同情を誘おうものなら、反感を買って「許されない毒舌キャラ」「ただ性格が悪い人」になるのも無理はない。

だからこそ、毒舌キャラは注目して欲しい、自分を認めて欲しいという承認欲求をコントロールし、他人に対して好意を振りまかないように気をつける必要性があるのだ。もちろん、これは簡単なことではないし、毒舌キャラの難易度が高い最たる理由である。

 

批判、指摘、炎上があっても被害者ヅラをしない

毒舌キャラである以上、批判、指摘をされることはもちろんのこと、ネット上であれば炎上に発展するリスクは、毒の無いキャラより高い。

しかし、そこで被害者ヅラをしてしまえば、毒舌を楽しみにしている人の期待を裏切ることになる。加えて、自分が他人に毒を吐くのは良くて、自分に毒が吐かれた時に被害者ぶるのは、人としてのスジは通らないし、不公平感が強く周囲から失望をされるのも無理はない。

自分があえて他人にちょっかいをかける加害者のポジションである以上、自分に降りかかってくる指摘や批判を拒絶しないことが、少なくとも不公平感を周囲に持たせないためには重要である。

 

簡単に意見を変えない、自分の言動には可能な限り一貫性と誇りを持つ

毒舌キャラは、指摘や批判、反対意見が出てきたときに簡単に自分の意見を変えないことが重要である。

もしも、少し批判されただけでコロコロと意見を変えたり、見苦しく言い訳しようものなら「あの人は毒舌家ぶってるけど、実は小心者で自分を大きく見せているだけなんだ」と思われる。つまり、ダサい人と思われてしまうのだ。

そんなダサくて口が悪い人と思われて呆れられないためにも、毒舌キャラとしての誇りを持つことが肝心である。その覚悟がないのであれば、毒舌キャラに憧れない方が身のためだ。

 

下品な物言いをしない。上品とユーモアのある毒舌をする

許される毒舌キャラは、吐く毒の量を上手に加減出来ることが欠かせない。そのためには、ただの下品で育ちの悪さが伺えるよう悪口にならないように、適度に上品さやユーモアのある毒舌をすることが重要になる。

例えるのなら、人気ご長寿番組「笑点」の圓楽師匠のように、直接的に相手をなじるのではなく、あくまでも婉曲表現や皮肉・風刺に昇華できるように、ボキャブラリーを増やしたり教養を深めることが大事なのだ。

私の持論だが毒舌というのは一種の美学であり、芸術であり、学のない野暮な人にはできない高等話術、交渉術である。相手に刺さるようなことを言いつつも、相手をうならせるような品と芸と学のある毒の吐き方が必要なのだ。

まして許される毒舌家になりたければ、尚更品格を忘れてはならない。普段は蝶のように舞い、ここぞいうときで蜂のように刺す、そういう立ち居振る舞いができないと芯のある毒舌家にはなれず、ただの下品で口が悪い人に半端者に成り下がるのだ。

 

孤独になるのを恐れない。毒舌キャラは寂しい生き方であると心得る

(最近の圓楽師匠は太平師匠とお友達になれたが)毒舌キャラはえてして孤独者である。好き勝手に毒を吐けるので気楽になれる反面、代償として人間関係を失うことは避けられない。もちろん、許される毒舌キャラとて、それは例外ではない。

そのため、許される毒舌キャラを目指す以上、友達は減り、アンチは出てくるという、寂しく虚しい生き方になることはある程度覚悟しておく必要がある。

 

常識、人としての道理をわきまえバランス感覚を忘れない

毒を吐くときは「多くの常識人が不快に思っているけど、口にできていないこと」について毒を吐くことが、許される毒舌キャラの基本スタイルである。

つまり、常識的な考え方や物の見方をしっかり身につけた上で、毒を吐く場面とそうでない場面とを見極めることが大事である。

よく毒舌キャラといえば、常識に対してツッコミを入れたり、まっとうに生きている人を下に見る発言だと思われがちだが、許される毒舌キャラになりたければそのやり方はNGである。

あくまで、まっとうな常識や倫理観を持った人間として「これは認められないよね、ダメだよね」と多くの常識人が思っている事柄について、鋭くツッコミを入れる姿勢を持たなければいけない。断じてカタギの人間に喧嘩を売ったり、小馬鹿にするような真似はしてはならない。

 

最後に、愛される毒舌キャラになるには時間がかかると心得るべし

毒舌キャラは最初のうちは賛同者もまずいないし、友達を失い孤独者になるので、およそ「愛されるキャラ」とは程遠いキャラである。

しかし、それでも自分の毒舌キャラとしての誇りや、カタギの人間に喧嘩を売らない姿勢を続けていけば、次第に許され、認められ、そして愛される毒舌キャラになれる。

ただし、愛されるようになるまでは長い年月が掛かるものだ。そのことを理解した上で許される毒舌キャラになりたい人は、くれぐれも自己責任で目指すようにしていただきたい。